東京都 中学校英語教育研究会

会長挨拶


東京都中学校英語教育研究会
会長
 平岡 栄一

都中英研の人材育成を
対話と協働によりさらに進める

東京都中学校英語教育研究会(以下、都中英研)会長を令和5年度より拝命しております葛飾区立常盤中学校長 平岡栄一です。日頃より都中英研の活動につきまして、多くの皆様に御理解・御協力を賜り、深く感謝申し上げます。本会の歴代会長、各部長をはじめとする部員各位が蓄積した素晴らしい成果を基盤として、都中英研のさらなる充実・発展のために皆様とともに一層努力してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。さて、都中英研各部の研究会・研修会等は今年度も大変活発に開催されています。今夏にも合計5回の研修会が開催され、各部員が実践からの発表や提案を行い、また参加者との対話を行いました。率直な感想や意見が交わされた対話からの学びは大きく、2学期以降の授業改善が期待できます。また扱われたテーマもこれまでの成果を踏まえ、着実に発展しており、質の高い研修会が展開されました。研修会は秋季、冬季にも実施されます。都中英研は東京都教育委員会研究推進団体の認定を受けた研究会で、会の目的は「中学校英語教育に関する事項を研究し、会員の識見の向上に努めると共に英語教育の振興を図ること」としています。この目的を達成するために、本会では次の5つの事業を行っています。

1 各種研修会の開催(研修会、発表会、講演会等)
2 調査活動(コミュニケーションテストの作成とその分析、調査活動等)
3 研究活動(英語教育に関わる基礎的・発展的、実践的な課題解決)
4 各種英語教育団体等との連携・協力
5 機関誌発行、本会の目的達成に必要な事業

また、今年度の重点目標は次の4つです。
@ 全学年で実施するスピーキングテスト(ESAT-J)を始めとする都の事業において、東京都教育委員会と連携すること、また東京方式少人数・習熟度別指導を充実させ、授業改善を実現することで生徒および教員の英語力を高めること。

A 「東京都小学校外国語教育研究会」、「東京都高等学校英語教育研究会」他関連機関、Global Education Network 20 指定校や、東京都立高等学校英語教育研究推進校との連携を進め、小・中・高・大学等の学びを円滑に接続できるようにすること。

B 「個別最適な学び」、「協働的な学び」が共に充実し、将来の第一級の英語力に確実につながる効果的な授業等が東京都全体で展開されるように対話や協働をすること。

C 生成 AI や ICT を利用しつつ、的確な指導を行うことで、英語学習の効果を高めること。発信や受信において、従来は実現が難しかった、より詳細な考えや気持ちを自らの言葉でやりとりする言語活動が可能になると考え実践研究すること。

Cについて例えば、ある話題について small talk を行う時、自分が話そうとして話せなかった内容を生成 AI や自動翻訳ツールで検索して、その後同じ話題で、検索した表現を使用して再度 small talk を行うことを帯活動で行ったら1年後、3年後にどのような変容が生じるのか。さらに調べた表現を各自が表現集としてまとめ、コラボレーションツールで共同編集や情報共有したらどうなるのかと想像すると楽しくなってきます。都中英研会員各位、またご関係のあらゆる皆様におかれましては、各自のすべきこと、また実現したいこと等を互いの協力により、ゆったりとした気持ちで、堂々と達成し、組織の一員としてまた個人として充実した日々をお送りいただけたらと願っています。最後に、持続発展する東京や日本、そして世界を支えるかけがえのない、しなやかでたくましいグローバル人材の育成のため引き続き、皆様の変わらぬお力添えを賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。いつもありがとうございます。

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